体に必要な金属と、そうでない金属がある
栄養として必要な金属金属というと、鉄やアルミなどのかたまりを思い浮かべますが、私たち人間が健康に生きていくために、少量ですが必要な金属があります。
栄養学的にはこれらの金属類をミネラル、または無機質と呼んでいます。
欠乏すると健康に異常や不具合が起こるため、栄養素として摂取する必要のあるミネラルがあります。
これを「必須ミネラル」といいます。
必須ミネラルをさらに細かく分類すると、1日の必要量が100mg以上のミネラルを「主要三ネラル」といい、100mg以下のものは「微量ミネラル」と呼ばれています。
主要ミネラルにはカルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、リンなど、微量ミネラルにはクロム、セレン、モリブデン、ヨウ素、亜鉛、銅、鉄、イオウ、コバルト、ニッケルなどがあります。