生物には存在しない不必要な物質

合成化学物質が新しい化学物質であるということは、生物の体にはもともと必要のない物質ということです。

ほとんどの場合、有害になることはあっても有益に作用することはありません。

それどころか、体に吸収されると発ガン性、臓器障害、脳障害、アレルギーなどを引き起こすことが実証された物質もあります。

さらには、生物のホルモン作用をかく乱する環境ホルモンだと確認されたものも数多く存在しています。

有害性が高いと確認されたため、製造、使用を禁止された合成化学物質もありますが、安全確認は新しい物質の開発ペースに追いついてはいません。

きちんとした安全確認が整わないまま、製品として私たちが利用するケースが多いことは不安材料です。