危険な環境ホルモン物質とは?
残留農薬の代表であるDDT、ゴミ焼却時に発生するダイオキシン、かつての工業原料として今でも河用や湖を汚染しているPCBなどは、環境汚染の原因となる環境ホルモンとして知られています。
おそらく、地球上のほとんどの生物がこれらの物質に汚染されています。
ダイオキシンを例にとってみると、私たちの内臓、脂肪組織、血液、脳、生殖器〈卵巣、精巣)、へその緒などから検出されています。
卵巣、精巣、へその緒からダイオキシンが検出されていることは、生まれる前からイオキシンを取り込んでいると推測できます。
また、血液中にダイオキシンが存在していることは、白い血液どいわれ之母乳からの汚染をも意味しています。
このことから原因不明といわれる注意欠陥多動性障害、学習障害、自閉症などの病気は、生まれる以前にダイオキシンを取り込んだことが原凶ではないかといわれています。