血液に流れた有害化学物質は…

血液は酸素を全身に送りながら、使わなくなった細胞、細菌・ウイルスの死骸、老廃物、毒性のある有害化学物質などを集めて流れています。

こうして血液に集められた不要な物質の一部は、全身をめぐる途中で汗と一緒に体の外へ出ていきますが、多くの不要物質は腎臓でろ過されて尿とともに排泄されます。

体にたまった有害化学物質が尿として排泄されることは、デトックスでもっとも大切なポイントです。

それでもまだ血液中に残っている有害化学物質は、血液がもう一度肝臓を通過するときに解毒作用を受けます。

有害化学物質が体の組織にたまったり、健康に悪影響を及ぼすのは、こうした血液の流れに乗って運ばれている最中に起こりやすいのです。