環境汚染も減らす努力を

便利なものを安く簡単に手に入れ、使い捨てる。

私たちの欲望をかなえた現代社会は、一方で環境に大きな負債を残しています。

深刻な大気汚染や水質汚染は地球上の野生動物、そして私たち人間にまで健康被害を及ぼしているのです。

合成界面活性剤を含んだ家庭排水、プラスチックやビニール製品のゴミ、農薬や殺虫剤などはすべて、地球を汚す原因となります。

体に入ってくる有害化学物質の量を減らすためには、環境もきれいにしていくことが必要。

私たちの日常生活を今こそ見直すときです。

買わない・使わない・つくらせない数年前に比べて社会的な危機意識が高くなったためか、安全性を意識した食品や日用品が多く出回るようになりました。

消費者の意識は、製品の開発や販売方針に必ず反映します。

生産者とメーカー側に私たちの健康と環境問題をもっと真剣にとらえてもらうためには、消費者の確固とした意識が必要です。

危険性が疑われる製品は「買わない・使わない・つくらせない」をモットーにして、社会全体が有害化学物質をデトックスしていく必要があるのではないでしょうか。