新しいものと古いものを交換する代謝。
肝臓で行われる解毒作用も代謝機能のひとつです。
一大化学工場で行われる代謝とは物言わぬ臓器といわれる肝臓は、さまざまな物質を体内に取り込むと、化学合成によって再利用しやすい物質に変換している、一大化学工場です。
胃腸で消化吸収された栄養素は、肝臓のさまざまな酵素の働きによってエネルギーと体を構成する物質につくりかえられています。
〔栄養素を変換〕・炭水化物・脂肪←エネルギーに変換←すぐに使わないものはグリコーゲンという物質に変えて貯蔵・タンパク質←アミノ酸という体を構成する物質に変換する