2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

新たに注目されるダイオキシンの発生原因

これまで、ダイオキシンは主にゴミ焼却時に発生する物質と考えられてきましたが、それ以外の発生原因についても注目されています。 ひとつは、合成界面活性剤が水道水に含まれる塩素に反応して、ダイオキシンが発生しているのではないかという説。 合成洗剤…

危険な環境ホルモン物質とは?

残留農薬の代表であるDDT、ゴミ焼却時に発生するダイオキシン、かつての工業原料として今でも河用や湖を汚染しているPCBなどは、環境汚染の原因となる環境ホルモンとして知られています。 おそらく、地球上のほとんどの生物がこれらの物質に汚染されています…

低濃度で全生物に影響を及ぼす

環境ホルモンの悪影響は人間に対してだけではなく、野生動物にまで及んでいます。 2O世紀後半、世界各地の野生動物に生殖器異常や種の減少などといった深刻な異常が見られました。 環境ホルモンの多くはエストロゲンという女性ホルモンと同じような作用があ…

生物のホルモン作用を乱す環境ホルモン

2O世紀末、ホルモン作用を持つ化学物質が発見されました。 それが環境ホルモンです。 環境ホルモンとは環境ホルモンの正式名称は、「内分泌かく乱化学物質」といいます。 内分泌とは卵巣ホルモン、精巣ホルモン、甲状腺ホルモンなどのホルモン分泌を指してい…