免疫細胞の働き

免疫力で主役となるのは、血液やリンパ液の中に含まれる白血球です。

白血球はさまざまな能力を持った免疫細胞をまとめた言い方です。

免疫細胞にはどんな細胞があるかというと…①外部から侵入した異物を見つける免疫細胞②異物を直接退治したり食べたりする免疫細胞③有害物の毒性を無毒化する抗体をつくる免疫細胞④異物を退治したり抗体をつくる細胞の手助けをする免疫細胞免疫機能の異常が起こるとアレルギーやアトピー、リウマチや謬原病などは自己免疫疾患といわれる病気です。

これは免疫機能が働く途中で免疫細胞が異常行動を起こす病気のこと。

主に細菌やウイルス、有害化学物質を無毒化するためにつくられる抗体に対する反応に異常が生じて、自分自身の組織を攻撃してしまうことです。

自己免疫疾患がなぜ起こるのかということについては、今のところはっきりとした原因はつかめていません。

しかし、ダイオキシンなどの一部の有害化学物質は、体内に蓄積されると免疫機能に異常を生じさせるといわれています。

体に有害化学物質がたまると、免疫機能まで乱してしまうかもしれないのです。