現代人のほとんどが汚染を受けている

体にたまった有害化学物質は、私たちの健康を害したり、女性の美容やダイエットに支障をきたすおそれがあります。 しかし、何よりも考えなくてはならないのは、おなかの赤ちゃんへ及ほす影響ではないでしょうか。 石油化学工業が誕生して、すでに1OO年近くに…

ホルモン作用が乱されるとわさ

経皮吸収で取り込まれた有害化学物質や食品に含まれる残留農薬や食品添加物などの有害化学物質の中には、環境ホルモンとして分類される物質も存在します。 環境ホルモンは、ごく少量でも取り込まれると体内のホルモン作用に影響を及ぼすといわれています。 …

有害化学物質は私たちの健康を冒

すだけではなく、次の世代へと受け継がれていきますお母さんには異常が出なくても、おなかの中にいる赤ちゃんは、めまぐるしく成長しています。 そこに毒性がある有害化学物質が入り込んでくると、私たち大人では考えられないような影響を受けることがありま…

生まれてくる子供たちへの影響、継世代毒性

おなかの中で毒性を受け継ぐ!?乳幼児は肝臓で行われる解毒作用や、皮膚バリアーの機能が大人に比べてはるかに未熟にできています。 とくに、有害化学物質の影響をもっとも受けやすいのが、おなかにいる赤ちゃんです。 自らの防御機能ができあがっていない…

脳への影響

経皮吸収された有害化学物質は脂肪組織にたまりやすいと述べましたが、そのほとんどが脂肪でできている脳はもっとも影響を受けやすいといえます。 脳はたくさんの栄養と酸素を必要とするため、血液がさかんに行き来しています。 その血液中に毒性を持った有…

有害化学物質の関与が疑われている婦人病

1.子宮内膜症2.子宮筋腫3.卵巣膿腫4.乳ガン5.子宮ガンシャンプーやリンス、生理用タンポンの使用は子宮内膜症の発症原因のひとつになっているという説が研究者によって発表されています。 それに加えて、女性ホルモンのバランスが大きく影響する婦人病も、経…

免疫力が低下する

有害金属や合成化学物質が引き起こす免疫機能の異常は、アレルギーやアトピーの発症原因になるだけではなく、免疫力そのものを低下させます。 免疫力とは怪我や細菌の感染などから体を守るカのこと。 免疫力が低下すると風邪をひきやすくなったり、怪我や病…

アトピーの原因にもなる

アトピーとはアレルギーに似た症状ですが、皮膚炎を引き起こすアレルゲンを特定できないという点でアレルギーとは大きく違います。 口に入れるもの、皮膚でさわるものなどに、ときとして過敏に反応します。 はっきりとした原因はわかっていませんが、生まれ…

アレルギーを誘発する

アレルギー性皮膚炎は皮膚で起こる病気には違いありませんが、発症のしくみが通常の皮膚の病気とは異なります。 アレルギーとは、特定の物質に対して免疫反応に異常が生じる病気です。 アレルギーは体質によって、なりやすい人とそうでない人がいます。 なり…

経皮毒から見る有害化学物質の影響

有害化学物質が経皮吸収されて体にたまると、どのような症状が出るのでしょうか?経皮毒で肌荒れ、乾燥肌、主婦湿疹経皮毒による影響が現れやすいのは、有害化学物質が最初に接触する皮膚の病気です。 肌が弱い人やアレルギーを持っている人は、毒性の強い成…

三つのルートで侵入した有害化学物質は…

一方、経口吸収で入り込んだ有害化学物質は、ほとんどが肝臓で解毒されます。 ごく一部の解毒を逃れた物質の中でも、ダイオキシンなどの特定の物質は、便として排泄される前に、腸でもう一度吸収されるというやっかいな性質を持っています。 空気と一緒に吸…

吸収された有害化学物質はどうなるの?

体に入り込んだ有害化学物質は、どういう経路で、どこにたまっていくのでしょうか?経皮毒物質はどこへ行く?経皮吸収によって取り込んでしまった有害化学物質は、皮膚の表層から内部へと侵入し、一部は皮下脂肪にたまり、一部は血液やリンパ液の流れに乗り…

どんな日用品が危険?

洗剤洗濯用洗剤・柔軟仕上げ剤・台所用洗剤・シャンプー・リンス・ボディーシャンプー・ハンドソープ・歯磨き剤・マウスウォッシュ・家庭用洗剤・サニタリー用洗剤など化粧品化粧水・乳液・クリーム・ファンデーション・UVカット製品・口紅・アイシャドウ…

見過ごしてはならない経皮毒

経皮毒になる危険な成分が日用品にいまだに使われているのは、合成界面活性剤の使用など、条件によって経皮吸収率が高くなるということがあまり知られていないことも原因でしょう。 また、体にたまって症状が出るまで時間がかかり、影響には個人差があるため…

有害性が高い添加剤

洗剤や化粧品などの日用品には、合成界面活性剤のほかにも有毒性が高いとされる成分がたくさん合まれています。 製品を長持ちさせる保存料、防腐剤、成分調整剤、製品を魅力的にするための香料、着色料、使用感をよくするための保湿剤などにも石油からつくら…

吸収率が高い場面で使用されると?

かなり危険な合成界面活性剤ですが、私たちの日常生活ではごくあたりまえのように使われています。 心配されるのは、皮膚のバリアー機能が弱い子どもや体調不良の人、怪我や皮膚病を患っている人でも毎日シャンプーをしたり、合成洗剤で洗った下着を身につけ…

合成界面活性剤で皮膚からの吸収率が上がる!

とても便利な合成界面活性剤ですが、経皮毒を考える上では諸悪の根元になります。 まず、水と油を融合させる作用によって皮膚表面を保護しているワックス(皮脂)を溶かし皮膚バリアー機能を弱めてしまいます。 そして細胞膜を溶かす作用を持っているため、…

経皮毒とは日用品にひそむ見えざる危険

日用品の成分が経皮吸収されるには、合成界面活性剤の作用が大きく影響しています。 日用品の主成分、合成界面活性剤合成界面活性剤は合成洗剤の主成分ですが、その他にも柔軟仕上げ剤、シャンプー、リンス、さまざまな化粧品の成分として利用されています。…

無意識に取り込んでいることの危険性

実感が湧かないことから、つい見過ごしてしまいがちな経皮吸収。 はたしてその実態は?皮膚から何かを吸収するときに、痛さや刺激をほとんど感じることがないため、有害化学物質を吸収していることに社会の認識が低いこともあり、私たちは経皮毒について軽く…

皮膚から「毒」が入ってくる、経皮毒の実態

医療薬から見直されている経皮吸収今では医学的に経皮吸収が見直されつつあり、従来から行われていた湿布薬や塗り薬などの楽剤のほかに、貼付薬を皮膚に貼りつけて特定の病気を治療する方法も進められています。 貼付薬には哨息や狭心症の治療薬や、婦人科で…

皮膚から入り込む経皮吸収

皮膚から入ってくる有害化学物質三つ目にあげられるのが、皮膚から吸収する「経皮吸収」ルートです。 皮膚が体の外にあるものを取り込んでいるというのはなかなか想像しがたいことですが、皮膚は呼吸をし、水分や油分を補っています。 これは、塗り薬や湿布…

呼吸として吸い込む吸入ルート

。 空気を吸うことで酸素を補給もうひとつのルートは、口や鼻から生命維持に必要な酸素を取り入れる「吸入」です。 地球上の生物のほ15とんどは酸素を必要としますが、人間の場合は、空気に含まれる酸素を肺から吸収して血液中に送り込む「肺呼吸」をしてい…

肝臓によって解毒作用を行う

経口吸収された毒性物質は、90%以上が肝臓などによって解毒作用を受けるといわれています。 問題なのは、毎日みなさんが口にしている食べ物や飲み物には、これまで自然界には存在していない人工的につくられた有害化学物質が、たくさん含まれているというこ…

「毒」はどこから入ってくる?その侵入ルート

有害化学物質の侵入ルートは三つある人間には生きていくために必要な栄養や酸素など、体の外にあるものを体内に取り込む三つのルートがあります。 有害化学物質も、その三つのルートから必要な物質と一緒に入ってきます。 さて、どのように入ってくるのでし…

デトックスで体にいいこと

体にたまった有害化学物質を排毒すると、どのように健康になるのでしょうか?デトックスによる健康効果には、次のようなものがあります。 ①免疫力が向上する②新陳代謝が活発になる③内臓や消化器宮の健康を取り戻せる④生活習慣病を予防する⑤アレルギーを沈静…

体内に有害化学物質がたまると、次のようなことが起こるといわれています。

①免疫機能が低下する②代謝機能が低下する③肝臓・腎臓の機能障害カが起こる④脳障害、意識障害が起こる⑤アレルギーを誘発する⑥ガンを発症する⑦ホルモンバランスが乱れる⑧その他さまざまな体調不良の原因となる

毒を入れないこと、ためないこと

人間の体には有害化学物質が入り込んでも、それを無毒化して体外へ排出する機能が備わっています。 しかし、その能力を超えて有害化学物質が侵入してくると、体内にたまって有害性を発揮します。 この毒の蓄積こそが、健康を害する最大の原因となるのです。 …

デトックスが必要な理由

なぜ今、デトックスの必要性が叫ばれているのかというと、現代人がかつてないほどの「毒」を体内にため込んでいるからです。 それは、環境や身のまわりに有害化学物質が増えたことも理由のひとつですが、その他にもさまざまな理由が考えられます。 科学の発…

栄養も摂りすぎると「毒」になる

生命や健康を維持するために必要な栄養素ですが、摂りすぎて体にたまると、かえって体調不良の原因になることもあります。 たとえば、ビタミンAや亜鉛など、サプリメントとして摂取されることも多いこれらの栄養素は、過剰摂取すると有害であることがわかっ…

デトックスする「毒」とはっ?

デトックスは「毒出し」、「毒抜き」とも呼ばれていますが、この場合の「毒」とはフグ毒やトリカブトの毒のように生物による毒とは少し違っています。 身のまわりにある金属やミネラル、化学物質などの中で、体に取り込まれると健康を害するおそれのあるもの…